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大栄鉄工所が行っている仕事の紹介

用語集

私たちの仕事の中では、様々な専門用語が使われています。詳しくは就労してから丁寧にお教えしますが、以下のような基本的な言葉の意味を知っておくだけでも、会社の業務が速やかに理解できるようになるでしょう。

溶接

金属などの部材(母材という)と部材を接合するために、接合部分を物理・化学的に溶融させる方法です。高い圧力を加えて金属を溶融させる圧接、熱を加えて金属を溶融させる融接、融点の低い別の金属を溶かして接着させるろう付けに大別されます。熱源としては、アーク熱・ガス燃焼熱・電気抵抗熱などが用いられます。

一般生活の中でも使われる言葉ですが、床や屋根などの荷重を土台や基礎に伝えるために垂直に建てられる部材のことです。木造住宅では木材が使われることが多いですが、大栄鉄工所で取り扱っているのは当然、鉄の柱になります。

屋根や床などの荷重を柱に伝え、柱と連結して支える水平方向に架けられる部材。力学・形状・位置などから、様々な種類の梁が存在します。梁に使われる鉄骨の形、強度、組み合わせ方が、建物の強度に大きな影響を与えます。

小屋組み

屋根を構成し、屋根を支えている骨組みのことです。屋根の荷重のほとんどがかかってくる部分であるため、やはり強度を必要とされる重要な部位です。

建方

土台・柱・梁・小屋組みなどを組み立てて、棟上げ(屋根を構成する水平材を収めて完了させること)を行うまでの一連の作業を指します。

現寸図

図面から切断、加工するための鋼材・部材のリストや、ガセットと呼ばれる鉄板の加工指示を工場に伝えて加工させるために必要な実際の寸法が書かれた資料です。鉄骨業界では原寸ではなく現寸(作業)と表記します。

寸法

長さ、大きさのことです。一般的にはメートルやセンチメートルを使うことが多いですが、建築業界では細かな寸法の違いが深刻なトラブルになってしまうため、より正確なミリメートルを使用することが多いです。

一次加工

組立・溶接・塗装と並ぶ重要な作業で、部材の切断、鉄板の加工、鉄板の孔開け(ドリルなどによる穴開け)、開先加工(溶接しやすく鋼材の端を切り開くこと)など、組立に必要な部品を製作していくことを指します。

鉄骨

建築物の主材(柱、梁)に、鉄製や鋼製の部材を用いたものです。大栄鉄工所の主要製造物になります。

H鋼(H形鋼)

断面がH形をした鋼材です。その他にはI形、山形、溝形、Z形といった種類があり、使用目的によって使い分けられます。H鋼は主に柱、梁の原材料として使用するもので、大栄鉄工所で非常によく使われる鋼材の一つです。

CAD(computer-assisted drawing)

図面を描くためのパソコン用のソフトウェアやシステム。以前は製図盤という道具を使い手描きで行っていましたが、現在はデジタル化され、ほとんどの図面がCADを使用して作られています。

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